ギャルソンのニットカットソーになります。
ヨージヤマモト同様、パリのコレクションで発表した"黒の衝撃"は西洋の洋服への冒涜という否定派と、
新しい女性の生き方という肯定派で、世論は二つに分かれました。
人々の生き方までに影響を与えることの出来るデザイナーは、世界でも数少ないと思います。
ファストファッション全盛における、トレンド風な服に慣れてしまうと、
こういった圧倒的な世界観を持つブランドに触れる機会も少ないのかなと思います。
でも、オートクチュールを頂点とするパリコレクションの世界において、
30年前、旋風を巻き起こした日本人デザイナーが確かに存在していたわけです。
現代のスタイリングにおいて、こういった重みのあるブランドを一点挿すことで、
きっとスタイリングの質も向上すると思います。
ラメのスリット糸や、前後どちらでも着用可能なニットは、現代に取り入れやすいと思いますよ。
服のルックスはもちろん、こういう世界や服があるんだという事を知るきっかけになれれば幸いです。
素材リネン50%コットン50%
身幅35
着丈56
■スタイリングアイテム
BAG→
Yves saint Laurent(イブサンローラン) ハンドバッグ マルチ